血液中のビタミンCが高濃度になると、過酸化水素が体内に発生します。この過酸化水素は正常な細胞には影響を与えずに、がん細胞だけに強いダメージを与えます。
この原理を利用して、ビタミンCを点滴で大量に投与することにより、抗がん作用やがんの治療への効果が期待できる新しい治療法が、高濃度ビタミンC点滴療法です。
最近はアンチエイジングの点滴療法としても注目を集めています。
当院医師は、点滴療法研究会マスターズ・クラブ会員です。当院では、点滴療法研究会推奨のUSP(米国薬局方)基準を遵守したビタミンC製剤(マイラン社製)を主に使用しています。
≪点滴療法 情報ページ≫
点滴療法研究会
来院日予約 |
初診の方は毎週木曜日の午前10時からの完全予約となります。 お電話・予約フォームにてご予約ください。 |
来院時に問診票を記入 | 6時間以上空腹の状態で来院してください。 |
血液検査・尿検査 | |
栄養レポート作成 | 検査データに基づいて詳しい栄養状態を解析し、レポートを作成します。(3~4週間程度かかります) |
カウンセリング・ サプリメント処方 |
検査後、約3~4週間後に再来院していただき、栄養レポートに基づいたカウンセリングを行います。 最適なサプリメント・食事を、ご提案・ご指導いたします。 |
アフターフォロー | 3~6ヶ月毎に御来院いただき、再検査を行って、効果判定や栄養状態を確認していきます。 |
施術内容 | 金額 | |
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G6PD活性検査 | 12,100円 | |
ビタミンC血中濃度検査 | 5,500円 | |
高濃度 ビタミンC 点滴料金 |
12.5g | 11,000円 |
25g | 14,300円 | |
50g | 18,700円 | |
62.5g | 22,000円 | |
75g | 25,300円 | |
※表示価格は税込です。 |
G6PDの検査をするのはなぜですか?
G6PDは赤血球の機能を保つための酵素です。G6PD欠損症は日本では珍しい遺伝性疾患ですが、患者さんに大量のビタミンCの点滴をすると、重症の溶血性貧血を起こすことがあります。このような合併症を防ぐために、ビタミンC点滴を受ける前には必ずG6PDの検査を行い、安全に治療が受けられるかどうかを判断します。
ビタミンC血中濃度の検査をするのはなぜですか?
高濃度ビタミンC点滴療法では、最初は少量から点滴を開始し、徐々に増量して50~75gの治療濃度まで増量します。治療を始める前に、ビタミンCの投与量を決めるために血中濃度検査が必要になります。
1回の点滴にかかる時間や、点滴を受ける期間はどのくらいですか?
1回の点滴時間は1時間半~2時間です。
点滴の回数は、通常週2回、症状により週3~5回必要なこともあります。治療は6ヶ月~1年間継続し、経過が良ければ回数を減らします。
高濃度ビタミンC点滴療法に健康保険はききますか?
この治療に健康保険は使えません。点滴と検査にかかる費用は自己負担になります。
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